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若衆のジェンダーレスな魅力?

18日に都民芸術フェスティバルの式能を観に国立能楽堂へ行った時に、藤間恵都子先生が出演される3月24日のチラシを発見。

そして、21日にもまた国立能楽堂に行きましたら、詳細バージョンのチラシに変更されていました。

もしかすると、18日に置いてあったピンク色のチラシは、簡易バージョン?幻のレアなチラシだったようで・・・




さて、21日に頂いてきた詳細チラシには、演目「都若衆万歳」の説明や、舞台の雰囲気を想像できる写真の記載もありました。


チラシから推測すると、役柄は元禄期に都で活躍した役者「若衆」。

恵都子先生は、この「若衆」のスッキリした雰囲気がよく合うようなのです。


なぜなら、お稽古場の先輩方が舞台でやりたい演目のナンバーワンにあげるのが「水仙丹前」で、この「水仙丹前」も同じく元禄若衆がテーマなのです。

先輩方は恵都子先生の水仙丹前の舞台を観て、憧れてしまうようで「良かったのよ〜」と口を揃えて言います。


その「若衆」は、歌舞伎踊りの誕生となった出雲の阿国を真似る遊女たちの舞台が禁じられた後の時代に、遊女たちに代わって台頭してきた美少年たち。

だから、どことなくジェンダーレスな雰囲気に魅力があるのかもしれませんね。

私は、恵都子先生の水仙丹前の生の舞台を観たことがないので、演目は違えど、若衆の雰囲気を味わえるのではないかと、とても楽しみにしています。


また、「一中節」という音楽も生で聞いたことながないので、こちらも楽しみの一つです。

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