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坂東玉三郎さんのお話「個性は出すものではない」

更新日:2月12日

他流派で日本舞踊を習われているお友達に誘われ、

坂東玉三郎さんの舞台~お話と素踊り~に行ってきました。


このお友達は、元女優さんで舞台を見る目がとても肥えていて、歌舞伎観劇の感想などを聞くととても勉強になります。


さて、今回の玉三郎さんの会は、皆さんからの質問にお答えしてくれるお話コーナーがあり、

日本舞踊を習っているという方から「先生から『もっと個性を出しなさい』と言われますが、どうしたら個性が出せますか?」という質問が紹介されました。


玉三郎さんが「個性は出すものではありません。出てしまうものなのです。」と出そうとしてはいけないという旨の回答をされました。


終了後、お友達と「そうそう、個性は出ちゃうもの。いいお話だったね~」と意気投合。


私もお稽古の時に、”一丁やってやろう”などと思って大袈裟に動くと、必ず恵都子先生から「それじゃ癖みたいだから」と即刻ダメ出しが入ります。

お稽古は身に付けるものだから癖は付けさせない、そんな恵都子先生にいつも感謝しております。


皆さんも一緒に日本舞踊を習ってみませんか?



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